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2  突然の減給

 「これ会社からやって・・・。」
 帰宅した敏雄が、心持沈んだ感じにキッチンカウンターの端に手紙を1枚置いた。

 ピピピッ。。 ピピピッ。。。 炊飯器のご飯が炊け。
 キッチンには、サンマの焼ける匂いと、煮物の甘辛い香りが広がっていた。
 比沙子まな板の上の青ねぎを刻むのを止めて。。。
 ん? なんだろう?

 疑問を描きながら今置かれた紙を恐々見てみる。
 敏雄の雰囲気から想像したイヤな予感が的中した。
 来月からの給料三割カットになるだろう減給予定の報告。
 「やっぱりかぁ・・・。」
 「そう言う事やぁ・・・。」
 ついさっき迄、何気なく暮らしていたハズなのに。。。
 一気に重い空気が広がり、急に何もかもが不安で色あせてくる。
 「如何しよう・・・!」

 かと言って、不景気である世の中を攻める訳にもいかず、
 もちろん、会社や、敏雄を攻めてみったって如何なる事でもない。
 今、自分の目の前に起きた現実と向き合う他ないよなぁw
 自分が如何にかしなきゃ!
 自分が変わらなきゃ!
 とは思うけど、ほんとに如何したらいい?
 その日の夕飯は、サンマの味も分からない程の不安に覆われていた。
 焦て何一つ良い案が出てこないや。。。


 次の日から比沙子は、思いつくがまま、ハローワークや、求人雑誌に目を通してみた。
 焦る気持ちが先走ってか、目ぼしい求人が中々見つからない。
 此処何年かは、不景気!不景気!と騒がれ、大学生や専門学校卒の若者も求人にあぶれてしまっている始末。
 1日、又1日と時間が経つごとに気持ちは溜め息に変わるw
 心の中に一気に不安が押し寄せてくる。

 その内、月末が来て。。。今日は月に一度の銀行の日。
 通帳の少ない貯金から生活費を出す。
 節約しても節約しても追いつかない。
 このままでは貯金を食いつぶすのも時間の問題かぁww はぁ??っww
 不安で、更にイヤな予感が比沙子の心一杯に広がる。
 この現実を如何にか変えなきゃ。。。

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懸賞が大好き。
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