スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

20 宣言!

 自分の文章を出版社の人に見てもらえるんだ!
 そう思うと、自然と顔も緩んでしまう。
 そうだ! あの本にも確かに書いてた。
 『失敗しても何も怖くないんだよ』
 『行動するのは今のあなた』
 そうだよね。
 比沙子の思いから相談メールになり、メールから原稿になって、いつか本になれる!
 自分の出来る事を足せば、いつか遥か遠くにある夢に繋がる。
 比沙子は、顔をあげ自分に誓った。
 よし頑張ろう!
 比沙子の心に、やる気が漲っていた。

 夕飯の時間になり。
 唐揚げに箸を伸ばしている敏雄と一樹に、比沙子は思い切って言葉を切り出した。
 「私、作家になりたい」
 一瞬で敏雄は顔をあげ不思議そうにこちらを向いた。
 「作家に?」
 「そう。実は……」
 比沙子はこれまでの出来事を出来るだけ詳しく話した。
 不景気で自分が何かしなきゃって思った事。
 そこから始り自分に起きた偶然の数々。
 それらによって浮かんできた自分の思い。夢。
 比沙子は声にして一気にまくし立てた。
 「今日な、出版社から電話かかってきたんやで」
 一樹が言葉を付け加える。
 「おまえ凄いやん! 既に一歩踏み出してるやん」
 敏雄の顔は笑っていた。
 この夕飯の会話で、比沙子の夢は、家族三人の夢になった。
 比沙子の思いは更に力強くなっていく。

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ともおかん

Author:ともおかん



料理まぁまぁ好き。
風水を出来る範囲でやる。
懸賞が大好き。
も結構好き。
もまぁまぁ好き。
節約に命かけてます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。