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29 喜び

 「本になるかも!」
 夕飯時に敏雄と一樹に、出版社からの手紙と電話の報告をしてみる。
 2人とも呆然としてコチラを眺めている。
 「ホンマに?」
 しばらく口をあんぐり開けたまま、目をバタバタさせいたが、
 「すっごいやん。おめでとう♪」
 神様が付いたのかなって、家族三人で喜びハイタッチを交わす。
 そして、何度も力強い握手を交し合う。 
 「ありがとう」
 比沙子も、笑いながら何度も頷き返した。
 「お母さんの本には、出版社のブランドが付くんやよな」
 「そうやよな」
 言い合ってはニヤリと笑う。
 その日は、興奮して中々寝付けないでいた。
 本当に、これで上手く行けば今年中に自分の本が全国の書店で並ぶんだぁ
 ……神様ありがとう……心の中で手を合わせてみた。
 頑張ってよかった。心からそう思った。

 そうだぁ!
 実家にも報告しなきゃ。
 次の日、早速実家へと向かった。
 玄関を開け「こんにちは??」心の底から元気に言った。
 「はいよ。こっちに上がっといで??」福子が即効で迎える。
 「あの話なぁ、本になるかも」
 実家にあがるとすぐに、嬉しくて、早速話しを切り出した。
 「そうかいなぁ」すぐ福子も笑顔になる。
 「そう言えば、今日ラジオで言うてたけどな」
 「何を?」
 「あんたみたいに本を書いた人の紹介をラジオでしてたで」
 「へぇ?ラジオで紹介してもらうって良いよなぁ」
 「そうやろ。あんたも本になったらドンドン売り込んだらええで」
 「そうやなぁ」
 「みんな同じような事考えてる人が一杯居るんやな」
 比沙子は、更にやる気が出てきた。
 
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懸賞が大好き。
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