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3  出会い

 家に居ても如何しても落ち着かない。
 ならば。。。
 比沙子は、行く宛ても決めず鍵を持ち玄関を出た。
 ブルルルルゥゥ。。。 
 とりあえず買ったばかりの自家用車のエンジンをかけ緩やかに発進し、クルマは国道24号線を横切りそのまっすぐ170号線を大阪方面えと進んだ。
 誰かに聞いてもらわなきゃw

 彼女の実家では、父親が入院中で、母だけが1人家に住んで居る。
 凹んで辛くなった時、いつも話を聞いてくれる母。
 比沙子は、頭の中でパンパンに膨れてた不安を抱えて20分程離れた彼女の実家へと向かってみた。
 いつもより遠く感じる距離に少しイラつきながらも。。。

 ようやく実家に辿り着き。
 ガチャリッ・・・。
 「こんにちわぁ?!」
 自分の中にある不安を打ち消す様に出来るだけ元気そうに装って実家の中に入ってみる事にした。

 「おぉ?? 久しぶりやんかぁ?!」
 「あんた全然来うへんから如何したんかなぁ思ってたんやでぇ 元気にしてたんか?」
 いつも通りに出迎えてくれた福子の姿に、少し気持ちも落ち着いた様に感じた。
 何気ない会話を幾つか交わして。。。
 「実はなぁ・・・。」
 比沙子は、自分に起こってきた状況を福子に話して聞かせた。
 「お金なかっても、命までは取られてへんのやろ。」
 「大丈夫やぁ! 人間なぁ寿命があるうちはなぁ何が起こっても死なへんねん。」
 いつもと変わりない福子の強くて明るい母親であるオーラと雰囲気に、いくらか比沙子の気持ちが安らいだ。
 そうやよなぁ。。
 比沙子には、目の前の現実が何一つ変わった訳じゃないけど、話してみてよかったって素直に思えた。
 来てよかった。

 「ごめん? 居てる?」
 「はぁ?い 居るでぇ???!」
 そんな時、近所に住む主婦仲間が福子の家にやってきた。
 「コレ少しやけど。。よかったら食べてぇ。」
 「良いんかいなぁ!? いつも貰うばっかりで。。。」
 「美味しいそうやなぁ?」
 この分だと話が長くなるな。 きっと。
 比沙子は、1人手持ち無沙汰にしながら、ふとそこに置いてあった1つの記事を手にし眺めていた。
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