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4  夢

 「これなぁ。結構ええ味してるわぁ?」
 予想外に早く話を切り上げた福子が、さっき貰ったひじきの煮物をお皿に盛り付けながら言った。
 福子に進められ、比沙子も一つまみしてみた。

 「あぁ、それなぁ。」
 「なっちゃん来たら見せてあげよう思ってなぁ」
 比沙子の手にしていた新聞記事に目をやりながら、記事を切り抜きしたいきさつを話してきかせる。

 目の前の現実を、どうにかしなきゃ。。。
 でも、いったい如何したら。。。
 比沙子の中で、自分が何かを始めよう。そう思う気持ちが働いて、
 「私も本書いてみたいわぁ!」
 奈津子との会話を聞いた事と、記事の内容見た事で、それが比沙子には何となく魅力的に感じた。

 「無料って書いてるから、比沙子も、やってみたらエエねん!」
 「誰かがテレビで言うてたわぁ。チャンスは雨の降るごとく一杯あるって。」
 「でもなぁ、それを傘さして除けて通るんか、いつも体全体で受けてるんかで変わるんやって。」
 なるほどなぁ。 一理ある。
 福子の話は、比沙子を又少し元気にした。

 もし、この願いが本当になったら凄く凄く魅力的やなぁ。
 又それと同時に、反対に果たして自分に出来るのかな?不安も出てくる。
 文章作成なんて、学生の頃の作文程度で、ほとんど経験がない。
 自分には本が出来る程の文才なんて持ち合わせてないんじゃないかな?
 そんな不安と同時に、やっぱり魅力的やよなぁ。 自分の本かぁ。。。
 比沙子の中で1つの夢が少し膨らんだ。

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